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2009年6月 アーカイブ

2009年6月24日

お茶と海外

ヨーロッパに茶が伝わったのは16〜17世紀。当初は緑茶が主流で抹茶も飲まれていた。18世紀には紅茶が広く愛用され、イギリスでは午後の喫茶の習慣が起こった。初期には熱すぎて飲めないということでカップの茶をソーサーに移し、冷ましてから飲むという習慣ができた。その後、大陸部ではコーヒーが入り、ヨーロッパ大陸の水が硬水でコーヒー向きだったことからイギリス以外では茶はコーヒーに取って代わられた。

イギリスに茶が入ってきた頃は、砂糖や新鮮な柑橘類は貴重品で、砂糖は薬とみなされていた。そのため、貴族や金持ちは財力を見せびらかすため、茶に砂糖を入れて飲んでいた。また、航海の最中には、船長などごく限られた人がレモンなどの柑橘類の果汁を入れた茶を飲み権威を示していた。一方、肉体労働者は、疲労回復のために茶にミルクを入れて飲んでいた。

紅茶が伝わった頃はイギリスでは1日2食が普通だった。そのため、正午過ぎに空腹を紛らわすために茶と簡単な軽食を摂るようになった。これがアフタヌーン・ティーの始まりとされる。

またイギリスから植民地のアメリカに輸出された紅茶には高い植民地税が課せられており、これを不満とする市民が起こしたボストン茶会事件が原因でアメリカ独立戦争が起きてアメリカ合衆国誕生のきっかけとなり、またアメリカ全土で紅茶ではなくコーヒーが愛飲される原因となった。

チャは栄養生長部である葉を収穫するため、栄養に富み湿度の高い所で栽培すると良いものが作れる。これはミカンのような生殖生長部を収穫するものとは逆の環境である。

土壌が酸性であることを好み、最適pHは5である。お茶の品質は一般に窒素を多くするほど向上する(ある程度以上では効果は薄い)。そのため多施肥化が進み、日本などでは硝酸態窒素による地下水汚染が問題になっている。

チャは古くから種子を蒔いて増やしていたが、1955年頃に挿し木技術が確立された。種子から育てたチャは、親木の性質をそのまま受け継ぐことがほとんどなく、葉の色、形、芽の伸び始める時期などが様々で不均一である。一方、挿し木で増やしたチャは性質が同じで、よく揃って芽が伸びるので都合が良い。また、挿し木技術の確立と前後して、茶業研究機関によってチャに自家不和合性があることが明らかにされた。その結果、茶園への栽培品種の導入が促進されることになった。今日ある茶園の多くでは、挿し木によって増殖された同一品種が栽培されるようになっている。

『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

新茶の季節ですね。おいしい新茶を飲みたいです。

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